2014年5月16日

ニュージーランドでスキー、スノーボード その1 日本と違う5つの点

さてここニュージーランドは、秋から冬に入ろうとしています。

気温も下がって来て、ここクイーンズタウンでは、あちこちの家の煙突から、薪ストーブで火をたいた煙が黙々と白い煙を登らせているのが見れる様になって来ました。

クイーンズタウンは、冬はスキーリゾートして世界に名を馳せています。町のアウトドアのお店も、スキー、スノーボード用品を陳列させ始め、いよいよ6月頭からのシーズン開始に向け本気になって来ました。

今回は、ニュージーランドでのスキー、スノーボードをする際に知っておくと有用な情報をご紹介したいと思います。
  1. ニュージーランドは日本程雪が降らない
  2. 気温は日本より高め
  3. 規模が小さい
  4. リフトパスの値段
  5. 木が無い

1. ニュージーランドは日本程雪が降らない

これは、もう具体的な数字を出すまでもなく、言わずと知れた事実です。私の働くコロネット・ピークで年間降雪量が、良い年で3mくらいですので日本の白馬やニセコに比べたら何分かの一です。ですので先ず、ニュージーランドにスキーしに来る前にこれは理解しておきたい事です。

2. 気温は日本より高め

ここ、ニュージーランド最南端(南半球ですので南に行けば行く程寒い)クイーンズタウンの町(海抜310m)で、冬の最も寒い時で大抵、昼は5−10度、夜はマイナス5度くらいまで下がります。

これはつい先日の予報

こちらは年間の平均の降雨量と気温を表しています

ですので、北海道、東北、信越よりも暖かい気候と言えるのではないでしょうか。

スキー場は山の上にあり、標高1000m超えた所にありますので、クイーンズタウンの町よりは、更に7−10度低い感じではないでしょうか。

3. 規模が小さい

大抵のスキー場は、チェアリフトが3−4本ある程度の規模。日本やヨーロッパ、北米等に比べたら、非常に小さい物となります。

4. リフトパスの値段

下に、クイーンズタウン近辺のおもなすきーじょうのリフト券を表にまとめてみました。

スキー場名 大人 学生 シニア
カードローナ $99 $77 $51
トレブルコーン $105 $77 $56
コロネットピーク $98 $74 $55
リマーカブルズ $95 $74 $53

今日現在で、為替はNZ$1は90円くらい。


日本と比べると、現在のレートで行ったら、リフト券も安くは無いでしょう。

5. 木が無い

下の写真の様に、こちらの山の上には殆ど木が生えていませんので、見渡しの良いスロープで、美しい山々の景色を楽しみながら滑る事が出来ます。



簡単に幾つかのポイントを交えてご紹介してみました。

もし冬にニュージーランドにいるのなら、一度この素晴らしい景色の中で、雪の上で遊んでみるというのは如何でしょうか。

最後に上の表で出て来た4つのスキー場のリンクを下に貼っておきたいと思います。
それではもしかしたら、この冬どこかのスロープでお会いするかもしれませんね。

また次回。

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